R02:問6 屋外変電所の塩害対策 電力・管理 2025.11.29 出典:令和2年度第一種電気主任技術者二次試験電力・管理科目 問6(改変) がいし,ブッシング(以下「がいし類」という。)を有する屋外変電所(以下「変電所」という。)の塩害対策について,次の問に答えよ。 (1) 変電所のがいし類の塩害汚損の管理指標として,等価塩分付着密度 [mg/cm2] が用いられている。等価塩分の意味を含めてこの管理指標が用いられる理由を答えよ。 等価塩分とは,実際の汚損物による水の率との値を示す食塩(塩化ナトリウム)の量であり,管理指標として用いられるのは,がいし類の汚損時の耐力が等価塩分付着密度ごとに決められているからである。 (2) 変電所の塩害対策は保守が容易ながいし類の過絶縁設計が基本であるが,海岸に近く,台風や季節風によりがいし類に付着する塩分が多い地域にある変電所では,電圧が高いほど,過絶縁設計だけではなく,活線洗浄などを組み合わせて対策することが多い。その理由を答えよ。 これらの地域では,活線などを組み合わせて対策するのに比べ,過設計のみで対策すると,がいし類を化する必要があり,電圧がほど,技術的に実現が困難,又は非常にとなり,不経済となるからである。 (3) 塩害対策の一つとして,絶縁性に優れたシリコンコンパウンドをがいし類に塗布する方策がある。絶縁性以外に,シリコンコンパウンドが有する塩害対策として優れた特性を答えよ。また,保守上注意すべき点を答えよ。 優れた性質・がいし類の表面に降りかかるをはじく,優れた性・がいし類に付着した塩分を包み込む作用保守上注意すべき点シリコンコンパウンドの寿命が 1~2 年と,通常の点検よりも多頻度で設備をして,清浄再塗布する必要がある。 Time's up 電力・管理科目の一覧に戻る